八重山動植物図鑑


ヤエヤマセマルハコガメ
ヤエヤマセマルハコガメ
甲羅の長さが11〜17cmほどの陸生のカメ。 石垣島や西表島の森林やその周辺の湿地に生息している。 天然記念物に指定されている。 腹部の甲羅が真ん中で二つに分かれて蝶番のようにつながっており、 外敵に襲われると手足を引っ込め、 さらに腹部の甲羅で蓋をすることから「箱亀」と呼ばれる。 マングローブ周辺の湿地や山地の渓流付近に多い。 主に夜行性で、昼間は石や倒木の下に隠れ、夜になると動き回りミミズやカタツムリ、 草木の実や種などを食べる。水中に入ることはほとんどなく、泳ぎも上手ではない。


リュウキュウアカショウビン
赤いくちばしと、赤い体の鳥で、体調は25cm程度。 森林に生息するのが特徴で、カワセミとは違い水辺から離れた森林でもみられる。 単独または、つがいで生活する。 南西諸島に夏鳥として渡来する。 通常のアカショウビンにくらべると背中が紫色っぽく、腰の水色も鮮やかである。

リュウキュウアカショウビン

リュウキュウコノハズク
リュウキュウコノハズク
全長22cm。全身には黒褐色の虫食い状の斑紋が入る鳥。 平地から山地にかけての森林に生息する。 全長22cm。全身には黒褐色の虫食い状の斑紋が入る。上面は灰褐色の羽毛で覆われる。 下面は淡い赤褐色の羽毛で覆われ、細くて短い縦縞が入る。 頭部や胸部の羽毛は赤褐色みを帯びる。頭部には小型の耳介状の羽毛(羽角)がある。


イシガキトカゲ
全長15センチメートル。日本に分布するトカゲ属の構成種では最小種。 海岸から山地にかけての草原、森林に生息する。 低地の開けた環境に生息するキシノウエトカゲと同所的に分布する地域では住み分けを行っているため、 主に山地の森林に生息する。

イシガキトカゲ

オオクイナ
オオクイナ
全長21〜26センチメートル。和名はヒクイナより大型であることが由来。 頭部や胸部の羽衣は赤褐色。後頸から体上面の羽衣は暗緑褐色や暗黄褐色。 腹部から尾羽基部の下面を被う羽毛(下尾筒)は白く、黒や灰黒色の横縞が入る。


カンムリワシ
全長55cm。全身の羽毛は褐色で、翼や腹面には白い斑点が入る。 尾羽は白く、先端部の羽毛は黒い。 後頭部に白い羽毛の混じる冠羽が生えることが和名や英名の由来。 これまで、日本では繁殖しないと思われていたカンムリワシだが、 1981年に写真家宮崎学によって3巣の営巣が西表島で見つかり、 八重山諸島での繁殖が確定された。

カンムリワシ

オオゴマダラ
オオゴマダラ
白黒のまだら模様が特徴的な大型のマダラチョウで、蛹が金色になることでも知られている。 東南アジアに広く分布し、日本では喜界島、与論島以南の南西諸島に分布する。 分布域では平地から山地まで生息し、季節を問わず繁殖するので1年中見ることができる。 成虫の期間も長く、羽化してから数ヶ月、条件がよければ半年ほど生き続ける。


イリオモテヤマネコ
西表島の固有種または固有亜種。 西表島は面積が290平方kmほどで、 これはヤマネコの住む島としては(またヤマネコの生息域としても)世界最小である。 分布域内では、主に標高200メートル以下にあるスダジイやカシからなる亜熱帯もしくは暖帯の森林に生息する。 河川の周辺や低湿原、林縁などを好む。 国の特別天然記念物に指定されている。

イリオモテヤマネコ

ノコギリガサミ
ノコギリガサミ
マングローブ林などに生息する。 甲羅はノコギリのようにギザギザしている。 食用としても重宝され、八重山ではノコギリガサミを使った料理もたくさん味わえる。


ヤシガニ
ヤシガニは陸上で生活をする最大の甲殻類である。 名前の通りカニに似るが、ヤドカリの仲間である。 雄は雌より大きく体長は40センチメートルを超え、 脚を広げると1メートル以上にもなり、4キログラム以上に成長する。 八重山では食用としても重宝され、さまざまな料理がある。

ヤシガニ

ヤエヤマヤシ
ヤエヤマヤシ
八重山諸島に分布するヤシ。 高さは25mにもなり、葉は羽状に全裂し、小葉は線状剣形で、先端が少し裂けています。 成木の葉は長さ5mにもなります。 石垣島米原の群落が有名。


サキシマハブ
与那国島および波照間島を除く八重山列島に生息するハブ。 毒性はハブよりも弱いとされているが、噛まれた場合には重傷に陥ることもある。 平地から山地にかけて生息する。地表棲だが樹上に登ることもある。 夜行性なので、特に夜に茂みなどに足を入れる場合に注意が必要だ。

サキシマハブ

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